2007/10/27 火星ローバーコンテスト試走会(於:千葉市科学館)
10月27日(土)千葉市科学館1階ホールにて「火星ローバーコンテスト試走会」が行われた。
当日は、台風の上陸も予想される荒れ模様の天気となったが、試走会は予定通りおこなわれることとなった。
今回は、まず技術コースがお披露目されることとなり、次回試走会の11月3日に火星コースが公開されることとなる。
ただし、この技術コースには、火星コースの段差・傾斜等のすべての要素が含まれるということです。
10時ごろに会場に到着、初めて見たコースはたいへん立派なもので、運搬設置が大変そうなほど重厚に作られていました。
外の雨はますます強くなり、中央公園で行われている「千葉よさこい祭り」に参加される皆さんが、カッパ姿でホールを横切る姿をみかけるたびに、たいへんだなーと思いながらのレポートとなりました。
まず坂の上り下りですが、競技案内にあったような急な上り坂ではなく、少し穏やかになっていました。
これならほとんどのローバーが上り下りできるでしょう。

次に心配していた段差ですが、キクイチのベルトドライブ(キャタピラ)では楽に下りていきました。
ただしスピードの出しすぎは禁物です。

溝の幅がこれ位しかないので、スピードを出しすぎると転倒してしまうからです。
深さは想像していたよりも、浅くなっています。
段上がりでも後転することなく上がれましたが、車高の低いタイヤタイプでは亀のようにじたばたする可能性があるので左右にこじって登っていくなどの工夫が必要かもしれません
凸凹コースは、真ん中を走るとトップヘビーなローバーには難しいかもしれませんが、端っこを通れば凹凸が浅いのであまり問題は無さそうです。 最後の難関三角形の山脈です。
尾根部分のクリア次第によって決まるでしょう。山の頂上から見た場合、かなり浮いているのがわかります。
山のふもとのほうから見た写真ですが、右キャタピラが完全に浮いています。
このままバタンと接地しますが、トップヘビーなローバーや、タイヤの取り付けの甘いローバーは転倒の危険があります。
なるべく山のふもとを走った方が得策かも。
各コースのつなぎ目はきれいに処理されているので小径のタイヤでも挟まる可能性はありません。
障害物コースの障害物は中央を走っていればあまり心配は無さそうです。
コース全体に覆われているのは表面のグリップが良さそうな発泡コンクリート状のもので、これなら急傾斜でも横滑りの危険は無さそうです。
段差の角も、軽く丸みが付いていてこの路面ならタイヤがきれいに引っかかってくれそうです。

思い起こせば、第1回火星ローバーコンテスト開催の年、千葉市郷土館の方が来店されラジコンの説明をしたのを思い出しました。
当時の郷土館の職員・協力ボランティアそして葛城中学校の生徒の皆さんが、限られた予算の中でフォーム材を削り出し、水性塗料を塗った昨年までのコース。
接続面の段差に涙をのんだり、砂利に行く手を阻まれた難攻不落のコースも愛着があります。
しかし、11月3日にお披露目されるであろう新コースがこの技術コースを見て、さらに楽しみになりました。

ベーシックローバーの紹介
火星ローバーの入門版としてベーシックローバーをご紹介します。
キクイチ製タイヤとツインモーターギヤボックス・スタジオMYUのコントローラーを組み合わせて作りました。
パフォーマンス製はありませんが、火星ローバー入門機として走破性の高いマシンです。
お知らせ・・・11月3日(土)千葉市科学館ロビー試走会会場で、店長が9時30分〜12時ごろまでローバー製作相談受付を行っています。
実際のコースを前にしての相談なので、製作のヒントになるのでは・・・ぜひご来場ください